先日、とてもショッキングなモノを観てしまいました。
インスタグラムで流れてきた#gyrotonicの投稿
これは一体なんのエクササイズ????
上手い下手っというレベルでは無く、無茶苦茶な動き
マシンの色も違うし、凄い違和感。。。
(グレー色のベンチ。ロゴマークの無い妙なハンドル)
アジアの某国のスタジオさんの投稿ですが、エクササイズの説明文には“GYROTONICはピラティスメソッドの一部です”って
なんだコレーーーー!
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英語表記のGYROTONIC®︎とGYROKINESIS®︎
日本語表記のジャイロトニック®︎ とジャイロキネシス®︎
その名称には小さくも堂々と正式な商標登録済みの証として®︎マークが付きます
正式名称を表記する時の正式フォントが決められていたりと、名称一つとっても細かい指定事項があり、資格取得時には最悪の場合にはカリフォルニア州の法律に基づき訴えられるという恐ろしくも身の引き締まる契約しを交わさなければならない、超絶面倒くさい制約があります。
その面倒臭さは、唯一無二のメソッドとしてジャイロトニックの世界観を守り、正しく後世に伝えたいから。
そんな設立者ジュリウス先生の思いを粉々にする様な事は,私には考えられません。
が、目にした投稿には偽物のマシンで偽物の変な動きをジャイロトニックとして紹介する動画。。。
あまりにも酷い内容なので本部に報告しましたが、さてどうなることやら?
他にもキチンとしたスタジオのキチんとしたトレーナーさんが偽物マシンを使っている情報を耳にしてしまったりと、偽物情報が押し寄せて腹立たしいやら悲しいやら。。。
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私は見ず知らずのスタジオやトレーナーさんを罰したいのではありません
ただとても驚くし悲しいのです
だって資格取得は全く簡単では無く、2年間はお金も時間も自分の体力気力をも全て捧げてやっと取得できる認定トレーナーの称号
それなのに使うマシンは偽物???
コピーが得意なC国製って分かってて使うの??
正式購入サイトでは様々な世界情勢の影響を受けて値段も高騰し、数ヶ月の入荷延期を余儀なくされていますが
だからって、偽物って分かってるあのC国製を??
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3年前、当スタジオに新しくマシンを追加購入した時。
ジャイロトニックマシンを全国のスタジオに運んでいるアート引越しセンターの“チームS“
リーダーであるSさん(60代くらい男性)が元々あったスタジオのマシンを見て
『コレはまだ若いね!』とニコニコ。
『色んなスタジオさんのマシンを見てたら大体経過年数分かる様になったんだ』
『私にはこのマシンの使い方は分かんないし、値段が凄〜く高いのも知ってるけど、定年退職したらさ、中古のマシン手に入れたいなーなんてね😊』
『マシンの木の色が経年変化して、古いマシンほど濃く飴色になってるでしょう?美しいなぁ〜って思ってさぁ。ヨーロッパのアンティーク家具みたいだよね』
『このマシンのフォルム眺めてお酒飲むだけで幸せな気がするんだよね〜』
そんな事言われたら嬉しくて泣いてしまうーー!!!
そう!
人に寄り添うからこその温かい曲線を帯びたデザインと木の質感
マシンとしての機能だけを考えたらそのデザインは直線でも良いかもしれないし、全部鉄製で作る方が安がりでしょう。
だけど人の体が、動きがアートである事を目指すメソッド
ジャイロトニックがジャイロトニックであるための“全体性”を考えたら、マシンのネジひとつたりとも偽物では成立しないと思うのです
日本でこのマシンが流通していることは無いと思いますが(そう信じてる!)
すぐに手に入らないものだからこそ、大切に扱いたい
人の身体もマシンもね
長々とジャイロトニック愛を叫んだ
千葉県浦安市 ジャイロトニック®️スタジオ
Studio earlybird のEmikoでした(*^^*)
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本部公式 動画はこちら↓
【ジャイロトニック®️メソッド 日本語訳】
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