タグ別アーカイブ: 梨状筋症候群

呼吸と3D

8日から10日にかけてスタジオをお休みさせて頂き3日間の学びを修了してまいりました!

今回参加したのは【Pelvic Girdle (骨盤帯周辺)】がテーマのコース。

理学療法の資格を持ち、ドイツでリハビリプログラムを指導しているUwe先生をお招きしての

Healing-tool(癒し、セラピー)としてのスペシャルコースでした。

image

骨盤&股関節だけでなく、そこから影響を受ける背骨や上半身の動き。

椎間板ヘルニアや梨状筋症候群、骨粗しょう症などで動きに痛みや制限がある人から

日常的な腰痛に悩む全ての現代人向けまで、身体の状態に応じたケアプログラムです。

 

一番症状が重い人でも動かずにできる【呼吸

この呼吸と、身体のタテ軸を意識した地味~で小さな動き。

エクササイズといっても負荷のない、寝返りも打てない人でも出来る小さな動き。

まぁ。。。これは、出来る。呼吸と動きをキチンと意識して連動出来る。

ヨコ軸の動き。寝たまま上半身~腕、肩を呼吸に合わせて小さく動かす動き。

タテ軸よりすこーし?コントロールしずらい感じもあるけど。。出来なくはない。

ところが!

そのタテ軸とヨコ軸の動きを同時にやると!!

あれあれれ???全くもって呼吸と連動出来なくなっちゃう?!

さっきの感覚はどこ行った?!

 

いや、【動作】だけなら出来るんですよ。全然難しい動きじゃないし

脚を真っ直ぐ伸ばしたり、手を広げたりするだけの単純な動きなので。

それを本当に身体の中心から動かしてますか?動作の勢いで誤魔化してませんか?】

そんな事を改めて突き付けられムムム。。。と思っていたら、更に!!

身体をナナメに動かす動き!?意識と動きがかみ合わない(@@) 3Dって難しい!!!

ナナメに…って普段もやってますよ。

呼ばれてパッと振り向く動きだってナナメ。

テニスやゴルフの動きだってナナメ。野球でボールを投げるのもサッカーでボールを蹴るのも

水泳のクロールなどもそうですね。

そもそもジャイロトニックが得意とするのがそれらの3Dの動き!

いつもやってる筈なのに、なんでこんなに難しいんだろう〜(^^;;

本当に起き上がれない事を想定して、勢いを使わず動く・呼吸と合わせる。

小さな動きであればある程、誤魔化しが効かず、カラダの癖を見せつけられるようでした。

 

でも、これらの地味〜な呼吸と動きが身体のベース。基本中の基本。

この基本無くして次の段階の大きな動き、強度のある動きは成り立たないのです!

考えてみたら呼吸と3Dの動きって【動物の動き。】

最新のロボットが人間に近い動きでも、見ていて違和感があるのは

呼吸での小さな伸び縮みと自然なナナメの動き・3D動作の滑らかさが無いから。

改めて考えると、呼吸から始まる身体の芯から動く動作の重要性に気がつきました。

 

現代は座りっぱなし、便利な道具、不自然な食事などなどで

内臓も動かない、呼吸も浅い、身体中痛い・・・そういう人が増えてますよね。

 

研修明けのこの二日間、何人かのお客様にTRYして頂きましたが

簡単なタテ軸の動きどころか、意識的な呼吸すら難しい人が続出・・・

皆さん、生きてますか~(^^;;(^^;; 呼吸が止まってたら死んじゃいますよ~(^^;;(^^;;

 

そしてタイムリーな事に、腰を痛めたお客様か昨日身体を歪めてご来店・・

『痛いんですが、レッスンできますか?』

そんな方にもガンガンの≪エクササイズ≫ではなく、≪セラピー≫としての改善アプローチをお伝えでき

痛みが引いた状態でお帰り頂けたので、このコースを受けて本当に良かったと思いました。

 

痛みがない、健やかな状態を維持できるように、そしてロボットになっちゃう前に(^^;;

皆さん一緒に3Dの動きを取り戻しましょうね〜!

**************************************************

本部公式 動画はこちら↓

【ジャイロトニックTM メソッド 日本語訳】

**************************************************

千葉県浦安市 ジャイロトニックスタジオ

Studio earlybird のEmikoでした(*^^*)