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【ホットヨガ 危険】で検索したら?

毎日寒い日が続きますね

“これだけ寒いと家に籠りたくなるし、運動なんて。。。”

”でもホットヨガなら体も温まるし汗かいて痩せそう♪“

“新年のキャンペーンもやってるし行ってみようかな”

っと思う人が多くなる時期です

が!!!!ちょっと待ったー!!!!

私が2018年に熱く語ったこちらのブログ

【ホットヨガの効果と悪影響について】

当時はホットヨガ全盛期

否定するような記事はあまり見当たらず、だからこそこの危険性はお伝えしなければ!!と熱く書いたブログです

(過去ブログでの閲覧数はNo1です。疑問に思う人が多い証拠ね)

やっとこのことが世間にも伝わったようで

【ホットヨガ 危険】と検索したら、国民生活センターの記事がトップに表示されるようになっていました

【ホットヨガによるめまい、のぼせ、吐き気、頭痛に注意、】

せっかく運動する気になったのに、逆に不健康になるなんて本末転倒ですからね

同じく最近流行りのサウナブームも私はオススメしません

ホットヨガと同じ理由ですが

“ととのう”と言われている現象は、要するに“気絶”と言う話もあります

ホットヨガにしてもサウナにしても『ソレじゃ無いと汗をかけないしスッキリした気分になれない!』と言う方には、ある特徴があると思います

それは”心身の緊張感が高い人

つまりストレスに対する防御感がMAXの状態

前屈ができない!と言うようなストレッチ苦手を通り越して

体全体が鎧を着ているように硬く、当然呼吸も浅い方

強制的に筋肉を弛緩させたいという体からの欲求が高いので、外側から鎧を脱がせるように、強い熱によるアプローチを欲するのかな?と言う気がします

こう言う場合はある程度以上の刺激が無いと体が緩まないので、仕方ないのかなぁ。。。

運動では発散できるボクシングとかダンス系の方が良いと思います

何にせよ、自分の体に合っているか?

それをやる事によって体調が良くなるのかどうか?

流行りだからやるのでは無く、自分の体との対話、大切にしてくださいね

千葉県浦安市 ジャイロトニック®️スタジオ

Studio earlybird のEmikoでした(*^^*)

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本部公式 動画はこちら↓

【ジャイロトニック®️メソッド 日本語訳】

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ホットヨガの効果と悪影響について

★通常のヨガよりダイエット効果が高い

★ムクミ解消、冷え性改善効果がある

★ホットヨガの効果で痩せた人続出!

★発汗作用倍増により代謝も上がりやすくなる!

ホットヨガ】を検索するとこれらに類似した《効果が高い》という記事がたくさん出てきます。

本当に?

検索を掘り下げると『翌日まで疲れをひきづって続かなかった』とか

直後は発汗でスッキリした気分だったけど、1時間後くらいからクタクタになった』

など、レッスン後に『とにかく疲れた』と発言されている方もチラホラ。

 

私自身の感想は、ズバリひと言【やるべきでは無い】です。

先日、とあるクラスの代行レッスンを担当させていただきました。

ホットヨガと言うものが出始めた頃から

室温38度前後、湿度40%〜高いところでは60%超え?!

このような状況で体を動かす事に疑問があったので受講もした事が無いし

当然自分でレッスンも提供していませんでした。

今回は社会勉強として自身で体感するために、レッスンを担当させて頂きました。

その上でキッパリとやるべきでは無いと言います。

 

ホットヨガと呼ばれるモノの元は“ビクラムヨガ

創始者自身が誕生したインドの環境を再現して考案したヨガです。

【ビクラムヨガ-wikipedia】

つまり生まれてから過ごした環境と同じ状態です。

既に適応しているのです。

 

しかしビクラムヨガでも明言している通り

心臓疾患、高血圧、その他健康上の懸念のある人、高温多湿に耐えられない人には負荷が大きいため推奨されていない。

ビラクムヨガは発汗率が低く、水分補給をし過ぎると体格の小さい女性は低ナトリウム血症に陥る危険性が大きいと指摘されている。”

そしてその上で創始者が考えたシークエンスで動きの内容が決まっているのです。

 

私が個人的に学びを続けているアシュタンガヨガでは

“気温20度が練習には理想的であり、上下7度くらいの幅であれば練習は可能。

部屋を25度以上に温めれば柔軟性は増すかもしれないが

耐久力、スタミナ、集中力は減少する(つまり怪我に通づる)

西洋的なヨガでは窓を閉め蒸し暑くなるような室温にして

汗が床に溜まるほどだが、インドでは窓を閉めることさえ見た事が無い”

と言われています。

 

参考文献 アシュタンガヨーガ 実践と研究-グレゴール・メーレ著

 

それを『発汗=痩せる!』『デトックス効果が!!』などと言って

ホットスタジオでパワーヨガ?ホットピラティス??ホット太極拳?!

汗をかけば何でもいいのか…という無茶苦茶な状態です。

インストラクターの友人知人でも所属スタジオの方針でレッスン担当しつつ

みんな体に不調を感じています。

(お客様にはそういう姿は見せませんが、ホット嫌いな人多いですよ)

実際に私もレッスン中から既に苦しく

終わった後からあまりのダルさに1時間ほど寝込みました。

(心臓疾患もないし、高血圧でもありませんが)

 

2018年2月の記事ですがForbsの記事でこのようなモノも↓

【ホットヨガに「特有」の効果?根拠に乏しい主張も】

記事内で英レディング大学の研究者は

ホットヨガが体を解毒したり浄化したりすると言う主張は根拠に乏しく

科学的に確かなものとは言えない。

解毒をしているのは肝臓や腎臓だ」と話しています。

 

これに似た内容ですが、先週末の記事でこんな研究結果が↓

【「汗をかいてデトックスはウソだった」研究報告】

これはぜひ皆さんに読んでいただきたいですが

汗をかいて毒素を排出するという説は

汗をかいて弾丸を絞り出すというのと同じくらいあり得ない話である”

という最新の研究結果が分かり易く語られています。

 

汗をかくことの本来の意味は体温調節。体内の温度を下げることが目的です。

(他にも精神的性の冷や汗や辛いモノを食べた時の味覚性発汗があります)

汗をかくと水分と同時に体に必要なミネラル分も排出されるため

今度はそれを吸収しようと、内臓も必死に働くわけです。

内臓も疲れます。とてもとても。

そして、ただの水だけを大量に飲んでもミネラル分はほとんど無いため

体内の必要なものが枯れたままで、翌日まで疲れる…など。

疲れる程度で済んでいれば良いかもしれませんが

過度の発汗は熱中症や脱水症状による血栓ができるリスクで

翌日以降も心筋梗塞、脳梗塞の可能性が高まるでしょう。

適度な運動で体内の循環もよく、心地よい疲労感であれば良いですが

グッタリするほど疲れる状況でのホットヨガ、私は全くオススメ出来ません。

 

発汗が気持ちいい!全然グッタリなんてしなくて爽快\(^o^)/という人は

高温多湿な環境がきっと体調に合っているのでしょう。

その場合は適切な水分補給をしながら続けると良いでしょう。

 

でももし「流行ってるから…」「汗をかけば痩せるから…」という思いだけで

本当は苦しかったり辛かったりグッタリするのに続けているという人は

どうかご自身の体の声を聞いてあげてください。

健康になるためのヨガで不健康になるのだけは避けて欲しいと

ジャイロトニック®️やジャイロキネシス®️と同じくらい

心からヨガを愛する私からの長いメッセージでした。

 

千葉県浦安市 ジャイロトニックスタジオ®️

Studio earlybird のEmikoでした(*^^*)

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本部公式 動画はこちら↓

【ジャイロトニック®️メソッド 日本語訳】

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