みなさんは【側弯症(そくわんしょう)】ってご存知ですか?
小学生~中学生時代に前屈で背骨の検査をした事を覚えている方もいるでしょうか?
日本整形外科学会のHPから引用させていただくと
’’「側弯症(そくわんしょう)」とは
背骨が左右に弯曲した状態で、背骨自体のねじれを伴うことがあります。
通常、小児期にみられる脊柱変形を指します。
左右の肩の高さの違い、肩甲骨の突出、腰の高さの非対称、胸郭(きょうかく)の変形、
肋骨や腰部の隆起(前かがみをした姿勢で後ろから背中をみた場合)、などの変形を生じます。
側弯が進行すると、腰背部痛や心肺機能の低下をきたすことがあります。’’
’’日本での発生頻度は1~2%程度で、女子に多くみられます。
原因不明の側弯を特発性側弯症といい、全側弯症の60~70%を占めます
そのほか、脊柱の先天的な異常による側弯を先天性側弯症、
神経や筋の異常による側弯を症候性側弯症といいます。’’
先天性、遺伝病とも言い切れず、高齢者になってからの側弯もあるようですし
最近は地球全体・環境の変化か?幼い時から座ることの多くなった生活習慣の影響か??
世界的に以前より増えていると、先日の研修でも習いました。
当スタジオにも側弯症のお客様がいらっしゃいます。20代のM様です。
高校生までは側弯症矯正のためのコルセットをつけ、体育の授業もお休み。
その後先天性の心臓疾患の手術のためコルセットを外し
心肺機能の回復までは、当然運動も制限され、やっと医師から軽い運動は許可されたものの
運動というものをしてこなかった今までの人生。
何をしたら良いのかと悩み検索し、ジャイロトニックにたどりついて下さいました!
そうなんです。ジャイロトニックは側弯症の方へのアプローチが得意なんです!
≪背骨を伸ばす≫というジャイロトニック最大の特徴もモチロン効果的ですが
ただ単にまっすぐにけん引を掛ければ伸びるというほど、体の機能は単純ではないので
脚やお尻、骨盤周りはもちろん、一見無関係に思える腕や肩周りへのアプローチも重要。
あらゆる方向から≪その人の体の居心地の良い場所≫に誘導してあげると
そこがまっすぐのポジションになっていたりするのです。
M様は昨年の9月から通ってくださってます。
側弯症の改善を目標にしつつも、心臓疾患もあるため無理は禁物。40分のコースです。
当初の動くペースは本当にゆっくりで、基本のハンドルワークをすこしやるだけで息は上がり
基礎体力・筋力をつけることに半年ほどかかりました。
冬から春にかけてはちょっと体調も崩し、本格的にジャイロトニックの動きにとりかかったのは
今年の5月。
その後、週に1~2度のペースで来て下さり、先月には私の帯同でゴールドジムデビューも!
頑張りすぎて若干お医者様からは手綱を引かれてしまいましたが(^_^;)
産まれて初めて運動してる!という感覚がとても楽しいのだそうです♪
そして今日、改めてM様のお写真を撮らせて頂きました↓
ま、まっすぐに整ってきてる~~~!!!!
娘のようなM様の頑張りに、お母さんの私も泣きそうです(TT)
背面から見た骨盤の位置や肩のラインも平行に近づいています!
前屈すると以前より背中の角度が目立つように思えますが
これは進化の途中。(ポケモンみたい(笑))
骨盤から体を倒すことが出来てきたので、まだまだ変化が楽しみです♪
*実はゴールドジムの担当クラスにご参加頂いているお客様にも側弯症の方がいます。
その方も、M様も【側弯症って私だけ?!】と不安な気持ちを沢山抱えています。
そんな2人を引き合わせる事もでき、お互いの悩みを打ち明け合う姿に
なんとも言えず、嬉しいような泣きたいような・・
そして今回M様は同じように悩んでいる方のお役にたてれば!と言うことで
お写真も記事も快諾してくださいました。M様ありがとうございます!
ジャイロトニックは治療ではありません。
必ず治るとも言えないし、やっていて辛い動作もあるかも知れません。
ですがその方にとって、ベストな健やかさが何か?を探すお手伝いができるよう
私も更に学び続けます。
もしも体の事で悩んでいる方がいたら、一度ジャイロトニックやってみて下さい。
何かのヒントになりますように^^
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本部公式 動画はこちら↓
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千葉県浦安市 ジャイロトニックスタジオ
Studio earlybird のEmikoでした(*^^*)