先日、「糖質制限ダイエット」の第一人者として知られたノンフィクション作家の桐山秀樹氏が
心不全のため61歳で急死されたニュースがありました。
心より御冥福をお祈りいたします。
糖質制限とは、ご飯やパン、麺類、ジャガイモなど
炭水化物(糖質)の多い食品を食べない糖尿病患者のための食事療法。
糖質だけを控えれば肉や魚は制限なく食べてもよくカロリー計算のいらない手軽さから
糖尿病患者だけでなく、手軽に痩せたい!!と願う人にも人気となり
一時期大ブームになっていましたね。
ところが…日本糖尿病学会は
「総エネルギー摂取量を制限せずに炭水化物のみを
極端に制限して減量を図ることは、長期的な食事療法として安全性などの重要な点についてこれを担保する エビデンス(科学的根拠)が不足している」などと指摘。
「現時点では勧められない」とする提言を公表しているのです。
ですが桐山氏の死因は糖質制限とは直接の因果関係は無いようですし
ご本人は生前糖尿病を克服し、とても健康だと感じていたそうなので
桐山氏には合った食事療法だったのだと思います。
巷に溢れる【○○だけ】ダイエット。
○○を食べてはいけない。○○を毎日100g摂取しよう。
○○はスーパーフード。○○は美肌に良くて寿命を延ばす…
正直、面倒くさいいぃぃ。。。(ーー;)
人の体は人それぞれ。
人種、国、育った環境によっても合う食べ物って違いますよね?
暑い国では体を冷やす食材が自然と使われているし
森の幼虫がご馳走の国だってあります。
誰かが言っていたから、あの人が痩せたから、流行っているからではなく
自分の体が欲している【○○】は何だろう?
それに気がつける事が一番の健康なんじゃ無いかなぁ。と思います。。