先日、久しぶりに救急車に乗りました
人生4度目?5度目??
日常ではあまり体験することのない同乗ですが、母の持病の発作がありここ数年は年に2度は救急外来にお世話になっています。
発作の症状は症候性てんかん
脳疾患が原因となり生じるてんかん発作の事で、どうやら脳が興奮すると全身痙攣を起こすようです
気圧の変化や体調、そして喜怒哀楽全てが複雑に影響しているようなのですが、感情が高ぶると発作を起こすリスクも上がり、お医者様によると某テーマパークから搬送される患者さんも少なくないとか…
そんな訳で救急搬送には妙に慣れてしまいましたが😅
脳疾患の後遺症って、手足の麻痺だけでは無く見えない後遺症が沢山あります。
幸い母は手足の麻痺はほとんどありませんが、メインの後遺症は『失語症』です。
失語症にも様々な状態がありますが、感覚としては『倒れて目が覚めたら異国にいる状態』らしいです
急にドイツとかロシアに来たような??
馴染みのない言語でみんなが話していて、『喉が渇いたからお水が飲みたい』とか『眼鏡を取って欲しい』と言いたくても、知らない言語なのでどう言ったら良いかわからないとか
”お水“と言いたいのにどうしても”牛乳“って言ってしまうとか、”眼鏡“を”ボールペン“としか表現できないなど、言葉の引き出しがガチャガチャになってしまうようです
母も最初はほとんど話せず、子供用絵本の絵で指し示して会話したりしました。
今は表面的には話せてるし理解出来てるように見えますが、先日の搬送時にも意識確認のために医師がボールペンを”コレは何ですか?“と質問した時には”手紙を書くときの毛“と言ってました(多分筆っていうイメージが毛になった??)
とまぁ、慣れた身内なら何と無くわかる後遺症も、他人には判りづらい事ってたくさんあります
それがなんと漫画になったそうで!
原作者の子鹿ゆずるさんは元脳外科医
“脳の後遺症は片麻痺だけではない”
という事を社会全体に知って欲しいという思いで漫画にしたそうです
以下作品紹介より転借↓
“脳疾患が招く麻痺、記憶障害、失語症――。脳外科医が診るのは、脳ではなく人生。元・脳外科医が書く超本格医療ドラマ!
日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。アメリカの病院から郊外の主幹病院にやってきた三瓶友治は空気を読まない。それは、少しの遅れが人生を左右する脳外科医ならではのふるまいでもあった。「脳内血腫」「第4脳室腫瘍」「失語症」の症例を収録。”
脳疾患って突然のことだし誰にでも起こりうることです
街で小銭を数えられない人や迷子の大人を見かけたら、後遺症の高次機能障害かな?と気づいてサポートもできます。
作品としても面白そうですし、絶対ドラマ化されそう!
そんな訳で皆さんも読んでみてくださいね😊
救急隊員と救命救急センターの皆様に最大の感謝を込めて!
☆ジャイロトニックは麻痺のサポートも得意ですよ〜
千葉県浦安市 ジャイロトニック®️スタジオ
Studio earlybird のEmikoでした(*^^*)
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