変形性膝関節症のリハビリにお越し下さっているF様。
この3月で人工膝関節置換手術から1年が経過しました。
当初は『手術をなんとか回避したい!』というご希望で
通院していた病院の理学療法士の先生からご紹介いただき
痛みなく歩けるようにとフォローさせて頂いていましたが
痛みが強く、膝の曲がり方が急激に悪化したのが2016年の夏。
↓2016/5の右脚ひざの角度から…
↓2016/7の状態。まっすぐ立っているのにかなりの屈曲です。
曲がったひざを庇う歩き方の影響で、腰や肩の痛みも強く出始め
大好きなテニスも出来ず精神的にも落ち込んだ日々を過ごしたF様。
でもやっぱり手術は怖い。人工骨は入れたくない。
出来る事なら一生自分の足で歩きたい!と頑張って
かなりの頻度でレッスンにも通ってくださいましたが
11月頃には屋内で歩くのも激痛で、レッスンも中断。
お医者様からの強い勧めで手術をする事になったとご連絡を頂いたのが
昨年、2月の事でした。
そして術後、『リハビリと同時進行でお願いします!』と復活レッスン開始。
↓術後翌月3月。右膝、まっすぐに立ってます!!
コレで完治!!まっすぐに治った〜!
と思うのは、実は執刀した外科医だけ??
傷口が塞がり、人工骨も安定し、歩ける。以上、終わり!
なんて簡単な話じゃ無いんです。
骨折や外科でも内臓でも、手術をした経験のある方なら実感できると思いますが
術後の傷の痛みや違和感。術後の筋力低下に伴う全身の不具合。
歩けるようにはなったけど、階段の昇り降りや早歩きでは上手く体が動かなかったり
ふっとした拍子にひざ周辺から“パキッ”と音がすると
ひざの人工骨がずれたんじゃ無いか?割れたんじゃないか?という不安感。
それが医者から見て“なんでも無い”と言える術後の当然の反応であったとしても
本人はとっっっっても怖いんです。
外科的には完治。あとはリハビリという事で、歩行訓練しても
それに通えるのはMAX6ヶ月。
“歩けるし小走りに軽く走れるし、日常的に問題ないでしょ?”と
リハビリテーションも半年で卒業!となりますが
F様の最終目標は、趣味のテニスの試合に出ること
テニスでのSTOP&GO的なサイドステップの動きや急激なダッシュなど
一度も試さずに卒業となり、大きな不安を抱えていたのです。
もちろんリハビリでも半年で最大限の事はやっていたと思います。
プロの選手でもなく、中高年の趣味としてテニスに復帰!より
半年で日常生活の動きを取り戻す事にフォーカスを当てるのも当然と言えば当然。
ですが、そこで終了〜〜となるのは、患者側から見たらとても恐怖。
『術後の箇所も完治。リハビリも終了。はい、おしまい!』
と半年経って自分ではまだまだなのに…と、放り出された気分だったそうです。
それでもF様は『私にはジャイロトニックがある!』と奮起!
不安な気持ちを払拭すべく、レッスンも毎日の宿題自主トレも頑張ったお陰で
年末には週3でテニスにも復活!
そして目標にしていた今年3月の試合にも出て、3試合できたとの事!
↓ひざ周囲の太さの左右差も無くなり、しっかりとした筋肉もつきました♪
頑張りましたね!F様♪♪♪
術後のレッスンで動けるようになったこと以上に、密かに私が嬉しかった事は
F様が『先生みたいなスパッツ、どこで買えますか?』と
聞いて早速その日の帰り道で購入し、履いてくれていること!!
(私はレッスン時、いつもスパッツです)
F様はひざの曲がった姿を気にして、私服もレッスン着もダボっとしたパンツ姿が定番でした。
それが『動きやすそうだから履いてみたい』と言った時に
『あ、心身ともに完治が近いぞ♪』と思ったのです(*^^*)
身体のコンプレックスを隠すことなく自由に服を選べるって気持ち、
実は凄い変化でしょ?!この言葉が何より回復を表してます♪
手術をする前の不安感と、術後の不安感は別の不安感だったようですが
今となっては術後の右脚の方が動かしやすく、左脚の動かしづらさが気になるほど(^_^;)
『右ひざは(術後)1歳だけど、左ひざは65歳だから労わってあげないとね(^_^;)』
なんて冗談が言えるほど回復したF様。
そんな姿をサポートさせて頂けたのは、私にとって大きな経験と喜びです。
皆様のお陰で、私の引き出しに色んな宝物が増えていく気分♪
それをまた誰かに還元できますように(*^_^*)
千葉県浦安市 ジャイロトニックスタジオ
Studio earlybird のEmikoでした(*^^*)
**************************************************
本部公式 動画はこちら↓
【ジャイロトニックTM メソッド 日本語訳】
**************************************************